樹木葬・樹林墓地

千葉で樹木葬を行える優良霊園を3つピックアップし、それぞれの費用・管理体制についてまとめています。

千葉で樹木葬を行える優良霊園3選

樹木葬とは、墓石の代わりに樹木・花を植えて墓標とする集合墓。遺骨を自然に還す新しい埋葬スタイルの1つで、多くの人の関心を集めている葬送方法です。使用する樹木は、さくら・ツツジ・ハナミズキ・紅葉・百日紅・クスノキなど。霊園ごとに植えられる樹木の種類は異なります。

樹木葬の埋葬方法はさまざまです。

  • 遺骨をそのまま土に埋葬する
  • 遺骨を粉状にしてから埋葬する
  • 遺骨を布・和紙などに包んで埋葬する
  • 土中で分解される素材の骨壺に入れて埋葬する
  • 一定期間骨壺のまま埋葬し、その後合祀

一度埋葬した遺骨は基本的に戻ってこないため、一部分だけでも手元に置きたいという場合は分骨するなどの工夫が必要となります。また、区画にも1人用・2人用・大人数用などがあるため、ニーズに合わせて適切なものを選ぶようにしましょう。

樹木葬は宗旨・宗派を問わないケースが多く、管理する寺院・霊園が永代にわたって供養を行うため継承者は不要。一般墓地に比べて費用も比較的安く、20~70万円ほどで利用できます。

杜の郷霊園

千葉県八千代市にある杜の郷霊園は、緩やかな傾斜の高台に位置する都市型霊園。広大な敷地内に誕生した樹木葬墓地は全体が枯山水の伝統的な庭園となっており、墓地のシンボルとして十八本の枝垂れ梅が切り立っています。

杜の郷霊園の樹木葬
引用元:杜の郷霊園公式HP
(http://www.mori-no-sato.jp/jtop.html)

費用 一霊位200,000円、二霊位300,000円/埋葬料:20,000円(1回につき)
管理体制 ・一霊位(骨壺のまま埋葬できるタイプ)様と二霊位(精霊袋での埋葬)様の2種類から選択可能。
・霊園内の参道には供花・お線香をあげられる参拝施設が用意されているため、お墓の手入れなどは不要。
・樹木や庭園の手入れは常駐する管理スタッフが丁寧に実施している。
所在地 千葉県八千代市小池字作山397-3
アクセス 車:「千葉北IC」より15分
電車:東葉高速鉄道「八千代緑ヶ丘駅」無料送迎バスで約12分

やすらぎパーク八千代

やすらぎパーク八千代は、四季折々の草花に囲まれたやすらぎの公園墓地です。樹木葬は宗旨・宗派を問わずに購入できるもので、永代にわたって供養を実施。独立した区画には2人まで納骨できるようになっています。期限付きではないため合祀されることはなし、毎年秋の彼岸に合同供養祭が行われています。

やすらぎパーク八千代の樹木葬
引用元:お墓の王様公式HP
(https://www.boensou.com/bosho/detail/2630.php)

費用 1人250,000円、2人350,000円/永代管理料:30,000円
管理体制 ・参道は雨の日でも歩きやすいインターロッキング舗装となっているなど整備が整っている。
・施設内には監視カメラを設置し、セキュリティも万全。
所在地 千葉県八千代市米本字平澤2817-1
アクセス 車:千葉北I.C.より17分
電車:京成本線「勝田台駅」より車で7分

八千代悠久の郷霊園

八千代悠久の郷霊園は、千葉県各所や都内などからのアクセス至便な霊園です。2016年1月に完成した樹木葬さくら墓苑は、骨壺のまま埋葬できる個別埋葬タイプ。2体目の納骨から13年間利用でき(延長可能)、最大で4体まで納骨できるようになっています。

千葉の八千代悠久の郷霊園の特徴
引用元:株式会社ニチリョク公式HP
(http://e-reien.jp/reien/detail.php?cemetery_id=60000000000g)

費用 1区画550,000円/年間管理費:なし
管理体制 ・安定した地盤の土地に作られているため地盤沈下の心配がない。
・宗旨・宗派は不問、継承者・管理費も不要。永代にわたっての手厚い供養を受けることができる。
所在地 千葉県八千代市米本字青柳台1455-1
アクセス 車:東関東自動車道「千葉北IC」より約25分
電車:東葉高速鉄道「東葉勝田台駅」よりバス「八千代悠久の郷霊園」下車

千葉の優良霊園比較まとめはこちら

形を残したいなら霊園がオススメ!樹木葬のメリット・デメリット

樹木葬を選ぶメリットは「自然への回帰」

近年、「自然に還る」ことを目的に樹木葬を選択する方が増えています。樹木葬とは霊園や一般のお墓と違い、人工物である墓標を利用しないものなどを指します。墓標の代わりにシンボルとして樹木を植えることが樹木葬と呼ばれる由縁です。

樹木葬は広い意味で考えると「自然葬」に分類される埋葬方法です。自然葬は海に散骨したり、風にさらし風化を待ったりします。現代では自然葬は法律で規制されていることが多く、埋葬は墓地以外の区域で行ってはいけない仕組みになっています。しかし、樹木葬は墓地として許可されている土地を利用するので、法律に触れる心配はありません。

日本での樹木葬の歴史は、まだ浅く、1999年に岩手県一関市で始まったのが発祥だといわれています。お寺の住職のアイディアではじまり、現在でも募集を行っています。

樹木葬には大きく分けて

  • 「里山型」…木々が伐採され丸裸の状態の山を買い取ったり、手入れのされていない山をきれいに整備したりして行います。樹木葬では植樹を行う為、荒れ果てた山が少しずつ回復していく過程から環境保護に優れて
  • 「公園型」…予め整備されたエリアに埋葬してシンボルツリーを植えます。全体で一本のシンボルツリーなのか、一人で一本植えるのかは運営元により変わってきます。

樹木葬のデメリット

「樹木の耐久性」

樹木葬のデメリットは何といってもシンボルとして植えた樹木の耐久性です。樹木を好物とする虫による被害や、ナラタケ病などの病気によって倒木するリスクがあるといえます。お墓参りに行って、シンボルの木が枯れてしまっていたら悲しい気持ちになるのではないでしょうか。

自然に還ることが樹木葬の本質ですが、想定していない倒木や枯れは参拝者を悩ます結果になります。霊園や一般的なお墓でしたら何の問題もないことですが、樹木葬では、墓標そのものが消滅するリスクがあるといえます。墓標の無くなった後の土壌に、手を合わせる光景は見たくないものです。

樹木の耐久性といえば、強風による倒木も心配です。台風などの強烈な風は大木をも、なぎ倒す力があります。自然災害に弱いのも樹木葬のデメリットといえます。

「周囲の理解」

新しい埋葬方法である樹木葬の世間への認知はまだまだ発展途上です。たとえ故人の遺言であったとしても、親戚や周囲の人達が納得してくれるかはわかりません。古い世代の方だと樹木葬より、大理石で造った立派なお墓を好む傾向にあります。きれいに整備された霊園などに立派なお墓を建てるのは故人への気持ちの表れとも受け取るようです。

大切な方を失った悲しみは家族以外にとっても大きなものです。樹木葬はまだまだ世間に認知されているとはいえない埋葬方法ですので、周囲とのトラブルに発展する恐れもあります。また故人の遺灰を直接土に埋める樹木葬の場合はお墓の引越しができません。

子や孫の代になり、居住する地域が変わった場合に、お墓を引き継ぐ当人は困ることになります。お墓を引っ越したくても故人の遺灰は土と混ざり、樹木葬の本来の目的「自然に還る」状態になっているからです。

未来へとつなぐ形を残すのなら霊園や墓地がおススメ

形あるお墓を残すのなら、霊園や墓地などを選ぶべきです。信仰する特定の宗派などがあるのなら、お寺の墓地を利用しましょう。信仰する特定の宗派が無い場合は、霊園を選ぶと良いでしょう。

お寺の墓地を選ぶ際に事前に知っておきたいのは「檀家制度」です。檀家制度とはお寺の墓地を使用できる権利である一方、お寺を維持する為の維持費や、修繕費などを負担するしきたりです。

檀家制度は昔ながらの相互扶助の精神が土台になっているので、そのような付き合いが苦手な方は避けた方が無難です。

また、霊園を選ぶ際には、バリアフリーなどの施設の充実度はしっかりと確認しておくべきです。車椅子やベビーカーでもお参りできるかは、重要な要素のひとつです。また、ペットの埋葬などの独自サービスも、同時にチェックしておくと良いですよ。